40代女性が「自分の見た目」を美しくするための正しい手順

昔と比べて、どんどん女性が年齢を重ねるごとにキレイになっていく時代になっている。あなたはそのように感じることはありませんか?

たとえばこちらの記事を書いている2019年1月の時点では、女優さんの米倉涼子さんや常盤貴子さんが美しい40代として注目を浴びているように私は感じます。

少し年齢は下がりますが、深田恭子さんなども「奇跡の36歳」と言われたりして話題になっていますよね。

参考:「可愛い」の声が止まらない“奇跡の36歳”深田恭子

 

私は40代以降の方を中心に、芸能人に限らずとも「大人の魅力」が見直されてきているように感じています。

もう少し率直にいうと、

「美しくいる人と、おばちゃんに逃げてしまう人」

という二極化が起きているように感じています。その格差は今後もますます広がっていくとしたら、あなたはどちら側の女性でありたいと思うでしょうか?

  • 「お金をかけなくちゃいけないでしょ?」
  • 「大変なダイエットを続けなくちゃいけないでしょ?」

おそらく女性の誰もがキレイでいたいと思う一方で、上記のような不安が行動をさまたげてしまう人は少ないないはずです。

でも安心してください。自分を魅力的にするためのもっとシンプルな方法があります。

その方法をこれからご紹介いたしますが、その前にこれまでの間違った考え方を否定し、もっとシンプルで有効な方法で再定義していこうと思います。

ダイエット=体重を落とす、の勘違い

ダイエットの意味を、「=体重が減る・やせる」と思いこんでいる人が人口のかなり多くを占めているのではと感じています。

ですが本来、ダイエットとは「生活様式」のことを指しています。その結果としてやせるとか、見た目が変わるという結果があるというだけで、「ダイエット=やせる」というのがそもそもの勘違いです。

これまでもダイエットの話題はメディアでよく騒がれたりしますが、ほんの少し前までは「やせる」ということばかりに意識が当たっていました。

きっとほとんどの女性は「やせればキレイになれる」と思っていると思うのですが、実はそこが違うのです。

体重が減ることとキレイになることを混同してはいけないのです。

逆に考えれば、体重を落としやせるための「大変なダイエット」はしなくてもキレイになれる、ということなのです。

自発的にやせるマインド系ダイエット?

これは比較的最近の主流だと思うのですが、メンタルやマインドの面を整えることで自発的にやせられる、というダイット法があります。

そのためにさまざまな取り組みがあり、私がよく見聞きする代表的なものは、ビジョンを描いて未来図をイメージした写真をコルクボードや手帳に貼っていくやり方などです。

場合によってはコーチやカウンセラーのような役割の方が質問をしたりワークをすることで「やせたい」「キレイになりたい」という思いとは正反対の感情を解き放っていくような方法もあります。

「やせたいけれど美味しいものも食べたいから、だからダイエットはしたくない」というような、無意識で考えていることをやめることで、運動や食事管理に対して自発的に取り組める、などがわかりやすい例えでしょう。

一見すると理にかなっているようですが、「やせる」「キレイになる」以前のメンタルやマインドの部分からアプローチするのでかなり大変なのです。

自分の内面を変えていくという、その作業自体がめんどうで煩わしいという人だっているでしょう。

効果的な方法ではある一方で、

「シンプルで簡単」とは遠い、かなりの労力が要求されるやり方でもあるのです。

確かに内面を変えていくことは非常に大切です。

ですが、それが「キレイになっていく」ための第一歩として適切だろうか? という点に私は警鐘を鳴らしたいと考えています。

人の見た目は一瞬で変えることができる

「シンプルで簡単なダイエット法」と呼ばれるものの多くは、

  • 寝る前の5分トレーニング
  • 歯磨き中などに行う「ながら」ダイエット

のようなものを思い浮かべるかと思います。

…ですが、その1分や5分程度のことすら続けられないから困っている。「ながらダイエット」のような小さな決意する続かない。

そうではありませんか?

そしてそれに対し「メンタル」「マインド」を整えて自発的なダイエットができる方法が登場するものの、その内面を変えるまでがまた大変…。

これではとても「シンプルで簡単」とは言えません。

これらの根本にある原因は「順番」にあると私は考えています。

  1. 先に美しくなる
  2. 周りから褒められる
  3. それが自信になり自発的になる

これからその具体的な手順をご紹介します。

見た目を変えるためのボディメイク術

「周りの評価をモチベーションにしてはいけない」。

これは、メンタルやマインドを扱うダイエット法ではよく言われることのひとつで、専門用語で「自分軸」「他人軸」という表現をしたりします。

自分に軸がない「他人軸」のままだと、自発的・長期的に自分の健康や美意識をキープできないという考え方がベースになります。

ですが、私はこれが本当に正しい「順番」だと思っていません。

よく考えてみてほしいのですが、人から褒められたら単純に嬉しくありませんか?

私のボディメイク術はこの考え方をベースにします。

そのため、「先に美しくなる」というステップが最初にきます。

  1. 先に美しくなる
  2. 周りから褒められる
  3. それが自信になり自発的になる

実は呼吸一つで、お腹をへこませたり、体型をキレイに魅せることは可能なのです。

立ち居振る舞いや歩き方を変えることで、「見た目」を変えることが可能なのです。

私がお伝えする「ボディメイク」は、すぐに見た目を変えることにフォーカスしたやり方は最初にお伝えします。

先に美しくなり、周りから褒められるようになることを目指します。

そして、姿勢や歩き方、呼吸の仕方も「すぐ」に変えられるものばかりをご紹介するようにしています。

メイクやファッションではいけない理由

見た目を変えるという意味では「メイク」や「ファッション」を変えればいいじゃないかという意見もあると思います。

実際にそういう形で「見た目」を変えることで周りから褒められ、自信が身につくこともあるでしょう。

ですが私は、そのアプローチはいったん「保留」にした方が良いと考えています。

メイクやファッションは、「自分というベース」に対して+αの要素を加える行為だからです。

まずは「自分自身のことを褒められる」ということが大切で、メイクやファッションはそのあとに上乗せしていくことが、40代から見た目を変えて美しくなるための正しい手順になります。

メイクやファッションに頼りすぎてしまうことを先に覚えてしまうと、「いつまでも自分自身のベースを磨かない」という悪循環に陥ってしまうからです。

  • 体重にこだわるよりも「見た目」
  • メイクやファッションにこだわるよりも「ベースになる自分」

これを忘れないでください。

大切なのは「裸の自分」であり、自分の体型や見た目をカバーするという考え方は本質的ではありません。

筋肉トレーニングだけではいけない理由

ところでここまでを読んで、

「それならジムなどに通ったりして筋肉トレーニングをするのでもいいのでは?」

と考えた方もいらっしゃるかもしれません。

はい、その通りです。もしジムに通うなり自宅で筋肉トレーニングするなりということができるのではぜひ実践していただきたいと思います。

私が今回お伝えしているのはあくまで、

「1分ダイエットや、ながらダイエットすらできない意志力」の方を対象にしています。

ですがもし付け加えるとしたら、

筋肉トレーニングだけでは「美しい見た目」を手に入れることはできない、ということです。

私がお伝えする方法は、シンプルで簡単な方法でボディラインを整えるということだけではなく、所作や立ち居振る舞い、歩き方などのコツまでを伝授することでの「総合的な美しさ」を目指しています。

ファニシングスクールのような場所で得られるような美しさとはまた違う、あなたの「個性」を活かした立ち居振る舞いです。

「ボディメイク+所作」によって、シンプルで簡単に、すぐにあなたの「見た目」を変えることができ、それによってあなたは周りから好感のある反応をもらうことができるようになります。

これこそが40代からの美しい女性になるための手順です。

  1. 先に美しくなる
  2. 周りから褒められる
  3. それが自信になり自発的になる

美は健康の上に成り立つという当たり前のこと

最後に、健康という視点からもお伝えしたいことがあります。

私は小学生時代からモデルや芸能人になることに憧れ自分を磨き続け、今では舞台女優としての活動もしております。

ですが一方の顔として、「医療従事者」としての私もいます。

そこで目の当たりにする現実は、健康を損なってしまったら「美」だの何だのを言っている余裕はなくなってしまう、ということです。

たとえば腎臓を悪くして人工透析などを目前にするぐらいまで健康を損なってしまうと「食事制限」がハンパじゃないことになります。

野菜、果物、ごはん、塩・砂糖、すべて制限されます。旬の野菜やお魚が美味しい季節になっても、何も食べられません。

健康を損なってしまうと、これまで自分が当たり前にできていたことすらできず、結果としてその事実が自分のメンタルをむしばみ、とてもじゃありませんが「美」への意識というのを持つことは難しくなります。

そういう現場を見てきているからこそ「美と健康はセット」という思いを強く持っています。

だからこそ、それを成すための「ボディメイク+所作」、簡単に見た目を変えるアプローチをお勧めしたいのです。

医療従事者からみる健康と、女優として舞台に立っているからこその美や魅力、しぐさの大切さをお伝えしたいと考えているのです。

 

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